定年後の再雇用!制度を使い働くとどんな問題がある?(実例紹介)

再雇用で働く

再雇用で嫌がらせある

会社が60歳で定年になりその後同じ会社で働き続けられる定年後の再雇用はとてもありがたい制度で活用されておられる方も多いのでは。。。

でも心配ありますよね。

✅嫌がらせでやめなくてはならないとか?
✅仕事が与えられないのではとか?
✅やりがいを持って働けるのか?

✅人間関係は上手く行くのか?
小太郎
小太郎

61歳の小太郎と申します。私は60歳で定年を迎え再雇用となり、嫌になってその後再就職を選びました。

 

否応なしに定年が来てその後どんな仕事や環境になるのだろうかと心配になられておられる方も多いのでここでは私の実例をもとに【再雇用】環境下での仕事の状況や気持ちの部分をお伝えします!

 

いやありがたいんですよ、この制度。でもなんか労働者の処遇と会社の本当の思いがアンバランスな気が私はするんです!

 

この記事を読んで定年前の方は準備するなどぜひ参考にしてみてください。

まず、おさらい【再雇用制度とはなんぞや】!

小太郎
小太郎

我々サラリーマンが希望すれば65歳までは、再雇用することが企業に義務付けられていますね。

 

私のように働く側も60歳を過ぎたとはいえまだまだ元気でそしてお金も必要なため、定年後も仕事したいと考える人は多くなっています。

再雇用制度とは!

いままでずっと働いてきた慣れた会社の環境で、仕事を続けるのも良いと思います。もちろん、定年後これまでとは違う会社に再就職する人も一定数います。

「再雇用制度」は、定年した後も引き続き雇用されます。60歳などの定年時にいったん退職した形いなりますが、その後新たに雇用契約を結びます。

多くの場合、「給与水準が下がる」「単年での契約が結ばれる」などのケースが多いようです。

多くの企業では、定年を迎える数年前から、定年後の働き方について面談が行われます。慣れた環境で働き続けることはできますが、現役時代よりも賃金は下がるだけでなく、勤務時間、雇用形態なども変わることが多いのも確かです。子会社や関連会社で働くことを打診される場合もあります。

定年後の再雇用で知っておきたい4つのポイント! (今までとの違い!)

会社は原則として、希望者全員に65歳までの雇用の機会を与える必要があります。

しかし、法律では、定年前とまったく同じ労働条件で、定年後に再雇用することを義務付けていません。ここが働く側としての知りたい部分です。

ここでは社員から見たこれだけは押さえておきたいポイントを4つご紹介します。

① 雇用形態

企業をいったん退職し(定年退職となり)新たに雇用契約結びます。そのため嘱託やパートアルバイト、契約社員など雇用形態が変更となります(←多くの場合)。

にもかかわらず、定年後再雇用した場合の労働条件(業務内容、給料、勤務日数など)は、定年前と同じでなくても、差し支えないとされています。

小太郎
小太郎

小太郎の会社の場合は嘱託社員でした。
嘱託社員て何?と思いますよね。ようするに単に非正規社員の一つです。1年単位で再契約させられます。

 

嘱託社員とは、、、、

正社員とは異なり、有期雇用契約という契約社員の一種で、非正規雇用のひとつです。通常、フルタイムであり、そして有期雇用(1年ごと)契約社員です。

② 契約(更新)期間

私が知る限り1年ごとに契約を更新する場合がほとんど。そして65歳まで働けるケースが多いのではと思います。

③ 給料

法律では、【定年後再雇用では、新しい雇用形態での労働契約ですので、賃金についても最低賃金などの雇用に関するルールの範囲内で従業員との間で決めることができる】とあります。

定年前と同じ業務であっても、体力の低下などにより仕事の効率が下がることは避けられないため、定年退職時の賃金の50%〜70%程度に設定されるのが一般的です。

 

小太郎
小太郎

私の会社の場合は、60%減でした。つまり最低の賃金の設定です。定年前は60万円ほどあった給料が、25万円に減りました。

 

そこから社会保険料や各種の税金が取られるので手元に残るのは初年度の場合(前年の給料が基準となるので)16万円ほどでした。

 

ボーナスは評価に関わらず年に1.5か月程度でした。

もし、住宅ローンや子供の教育費などが残っている場合はやばいレベルだお考えておいた方が良いでしょう。

④手当・福利厚生など

定年後再雇用の場合、正社員に支給されている手当は、合理的な理由なく、再雇用社員に支給しないことは違法だそうです。

大手企業の場合、ほぼ同じ内容であると思いますが中小の場合、合理的理由をたてに減らされるかもしれませんね。

⑤有給休暇

有給休暇については、労働契約が存続しているとして勤続年数は通算され、有給休暇の日にちは同じではないでしょうか?

 

✨ラッキーな勤務延長制度(定年延長)の場合

ラッキーな場合は、「勤務延長制度」のという定年延長の制度の恩恵を受けられます。例えば、これまで60歳であった定年が65歳になるとかですね。

公務員においては、65歳への定年延長が人事院にて検討されているほか、民間企業においても徐々に定年延長制度を取り入れる会社も増えてきています。

定年後再雇用を実際にやってみた!仕事環境や気持ちとは?

 

小太郎
小太郎

小太郎は、57歳で役職定年を迎えました。

 

会社のルールで分かっていたこととはいえとてもショックでしたね!そして60歳になり給料が激減!なんと65%の減となりました。。。

(汗!)

 

もうモチベーションが下がったというか、あ~これからはまな板の鯉状態だなと感じましたね!

 

生活のためにここまで我慢するのかと思うと暗い気持ちになりました。

 

こちらでお伝えすることは私がまさしく仕事をしながら感じていたことです(実例)。
私の場合、目に見える【嫌がらせ】はありませんでしたが、何とかく居づらい環境でした。そして徐々にやる気低下し、最終的には65歳以降もにらんだ【再就職】をしました。

① 役職もなしでお役御免!そこそこ働いていれば良い!

降格は、いかなる場合でもモチベーションを減少します。たとえそれが決められていたルールであり納得していたとしてもです。前とまったく同じ気持ちで仕事に取り組める人はいないのでは。

ましてや、役職定年や60歳定年に伴って、給与まで減額されているのです。どうしたってやる気は出ません。

小太郎
小太郎

これが普通の考えだと思いませんか?

② 上司が年下でどうしてもギクシャクする!

日本では、昔から年長者が格上であるとの意識があります(儒教のせい?)。

年下の上司からは年長者に対する敬意が払われる場合もありますが(そうでない場合もある!)、こちらからは年下の上司に対して十分な敬意を払えない。

いや払おうとしても態度がどうしても直せない。そのために上司との関係がギクシャクします。

 

③ 後輩に仕事を譲らなければならない!

仕事は任されたときにやる気出るもんですよね!

でも、定年退職者のシニアというだけで後輩に仕事を教えて譲っていかなければなりません。

これってどうなんだろう。会社のためですが(自分のためではない)、なにか一抹の寂しさは感じます!

 

④ 疲れやすく無理が利かない!

年を取るごとに確実に衰えていくのが体力です。以前と同じように仕事が出来なくなり疲れが溜まるので、自然と仕事も楽なほうが良いなと思うようになりました。

おそらく周りからは、それが意欲の低下に見えてしまったんだろうなと思います。仕方ない??

 

⑤ 老眼で目が悪くなり小さな文字が見えない。

体力は運動で維持できますが、老眼と耳の聞こえにくさはどうしようもないです。そのため、以前と比較して自分はあまり気づかず少しずつ作業効率が落ちています。

小太郎
小太郎

私の場合は小さな文字は見えないので眼鏡をはずします。これがどうもおやじ臭いと思われてるんだろうなとも思います。

⑥ 記憶力が低下したなと思う

まったく新しいことを覚えるのが難しくないですか?新しい仕事とか。。

小太郎
小太郎

給料が上がり続けているのであれば自民党のお偉いさんも80歳過ぎで頑張っているので気力で何とかなるのでしょうが。。

また、それだけでなくて人の名前など、あまり使わない固有名詞がなかなか出てきにくくなります。

 

⑦ 嘱託社員になり(正社員でない)給与などの処遇が悪化しやる気もダウン

再雇用社員の場合そのまま働けますが、仕事が同じでも身分は大きく変わります!これをコントロールするのはなかなか難しいのです(言葉使いなんかもそうです)。

嘱託社員や非正規社員として給与は低く、再雇用でもさまざまな特権が奪われます。給与は低いし、仕事もそこそこで良いだろうと考えるのが普通の人間だと思うのですが。

 

⑧ 会議に呼ばれなかったり、入手できる情報が減った

自動的に会社の機密情報にアクセスできなくなるシステムの会社も多いです(小太郎の場合はそこまでなかったけど)。正社員限定のメーリングリストから外されたり、会議に呼ばれなくなったり情報の共有が減ると、会社の方向性が見えなくなって仕事もしづらくなりますし、やる気も低下してしまいます。

 

⑩ 部内で存在感の低下がある

シニア社員になり、なんとなく距離を置かれるようになったと感じている人が多いです。またシニア社員も、どうせ自分なんかと引け目を感じるようになりますます会社への忠誠心や仕事のモチベーションも下がります。

「終わった人」たち扱いされることに不満を覚えている人もいます。私なんか周りに同じような年齢の人がいなかったのでやりずらかったな。

 

⑪ 再雇用後、これまでと違う仕事を与えられた

定年後再雇用したシニア人材に対して、給与が下がっているのだからと、それまでよりも責任の軽い別の仕事を与える会社も出てきました。

ところが、責任が軽いために面白みを感じられず、新しいことを覚えるのが苦手なのに慣れない仕事を与えられたシニア人材が、かえってやる気をなくすケースが見受けられます。

小太郎
小太郎

小太郎の場合は、20代にやったことのある、皆がやりたがらない仕事をあてがわれました(涙!)

 

再雇用制度で働いていたけど(他の方の事例)

あくまでも事例ですが、集めてみました。

「元管理職だった人でも再雇用後に一兵卒になって働いてもらいます。でも、自分で何でも仕切りたがるクセが直らず後輩に疎まれる人もいます。やがて喫煙所あたりで『あの人は周りに迷惑をかけているのもわからない困った人だよ』と後輩のタメ口を聞かされることになる。結局、居場所がなくなって自ら辞めていく人もいます」

 

「法改正を受けて、定年後も希望者全員を再雇用します、と会社は言っていたのですが、それは表向きの話でした。役員の気に入らない社員を集めて、工場に配置して商品の梱包作業のきつい仕事をやらせて自主的に辞めるように仕向けているのです。デスクワークをしている社員に対しても、若い部下のいる前で怒鳴りつけたり、露骨な嫌がらせをしたりして退職に追い込んでいるのが実態です」

 

60歳で定年退職後に再雇用されたSEです。再雇用後は、見積書や設計書のレビュー会議の段取りや議事録作成を行っています。顧客先に行くこともなく残業もありません。体は楽ですが、名ばかりSEです。

 

まとめ:定年後の再雇用

定年後の再雇用を選ぶ際には、自分なりの「働く意味」や「生きがい」を考えておくことが何より大切かなと思います。もちろんお金のために働かなければならない事もあるでしょう。

最終的には私は再就職を選びました。そのやり方はこちらに記載しております。

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あなたもぜひ一度じっくり時間をかけて、第二の人生における仕事の在り方をじっくり考えてみては如何でしょうか。